小規模多機能型居宅介護は、「通い(デイサービス)」(リンク1参照)を中心として、要介護者の様態や希望に応じて、随時「訪問(訪問介護)」(リンク2参照)や「泊まり(ショートステイ)」(リンク3参照)を組み合わせてサービスを提供することで、中重度となっても在宅での生活が継続できるように支援するものです。
このサービスが創設される前では、「通い」、「訪問」と「泊まり」などの介護サービスをそれぞれ別の施設で受けることにより、それぞれの場面で利用者に対応するスタッフが異なるために馴染みの関係やケアの連続性が保たれないなどの問題がありました。小規模多機能居宅介護を提供する施設は、地域に根ざした小規模の施設であるため、「通い」、「訪問」、「泊まり」等のサービスを利用するときに同じスタッフが対応できますので、連続性のあるケアを利用できる利点があります。
サービスを提供する事業所での利用者の登録数は、25名程度で、1日当たりの「通い」の利用者は、15名以下、「泊まり」の利用者は、5~9名が上限です。
このサービスを利用しながら、訪問看護(リンク4参照)、訪問リハビリテーション(リンク5参照)、居宅療養管理指導(リンク6参照)、福祉用具貸与(リンク7参照)などを利用できます。